九州の野鳥たち 田園地帯での定点観察記録|識別・分析ノート

九州の田園地帯をフィールドに野鳥の観察記録を発信しています。見分け方のポイントや特徴を継続的な観察をもとにまとめています。

キジのメスは単独で採餌する? 田植え後の田んぼでの観察記録

田んぼにひょっこり現れたメスのキジ

2026年5月7日撮影

先日、田植えを終えたばかりの田んぼに現れたシギを撮影していたときのことです。小さなシギの動きに集中していると、ふと視界の端を大きな鳥が横切りました。

そこにいたのは、シギよりはるかに大きな、褐色まだら模様の鳥。

キジのメスでした。


単独だった理由

キジは非繁殖期はオス同士・メス同士で群れる習性がありますが、春から夏の繁殖期には複数のメスが1羽のオスの縄張りで暮らします。

抱卵はメスのみが行い、ヒナの世話も基本的にメスが行います。


抱卵・子育ての季節

撮影した6月初旬はちょうど繁殖期です。近くで抱卵中のメスが食事や休憩のために田んぼに出てきたところだったのかもしれません。


どこから来たのか

周辺には草が茂った休耕地があり、少し離れたところには鬱蒼とした竹林もあります。

そういった藪の中で営巣し、そこからとぼとぼ歩いて田んぼまで食事をとりにやってきたのでしょう。

シギを撮っていたバードウォッチャーにとっては、思わぬ「珍客」の登場でした。

田んぼで採餌中のタカブシギ

2026年5月7日撮影
タカブシギ

田んぼに現れたキジのメス

2026年5月7日撮影
メスのキジ

ruralbirdwatcherjapan.blogspot.com




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